2006年03月31日

ある卒業・前編

ポロンの寝る時の必需品は、おしゃぶりとバスタオルだった。
おしゃぶりをしながら、バスタオルを抱きしめると安心するのだろう。
ポロンはおしゃぶりのことを「ちゅっちゅ」と呼んでいた。


おしゃぶりは、5〜6ヶ月頃から、させていた。
バスタオルは生まれて病院を退院した時からかけてあげていたので、いつもそばにあったけど、それをいつから抱きしめるようになったのかは、忘れてしまった。
今は「バスタオル」と言える様になったけど、1年くらい前までは、「バシュ」と呼んでいた。


私としては、バスタオルはいいけど、「ちゅっちゅ」は1歳になった頃からやめさせたいと思っていた。
まだ日本にいた1歳半検診の時、保健婦さんに相談すると、「おしゃぶりが心の拠所になっている間は、無理にさめさせない方がいい。心の傷は直すのが大変よ」と言われた。


友達のMちゃんに相談すると、「ウチの息子は無理にやめさせて、今度は指しゃぶりが始まってしまったから、無理に止めさせない方がいいよ」とのこと。


私は、迷いつつ日々を過ごしていた。


2歳の誕生日の頃は、もうNYへ行くことが決まっていて、私の精神的な余裕もなく、ポロンの環境も変わることだし精神安定剤としてこのままさせておこうと思った。
私は、迷わず楽なほうを選択したのだ。


そして、NYへ来て、昼間ストローラーに乗せながらさせるのはさすがにどうかと思い、それはやめさせた。
割とあっさりとやめたけど、寝る時は必ず必要だった。



ネットで検索すると、おしゃぶりは2〜3歳位から歯並びに影響するらしい。
歯を閉じた時に、歯と歯の間に隙間ができてしまい、物をうまく噛み切れなくなったりすることもあるそうだ。
中には、4〜5歳までさせていたけど、特に歯に影響はなかったという人もいたけれど・・・


今年に入ったくらいから、ポロンに「3歳になったらやめようね。ちゅっちゅは赤ちゃんのするものだからね」と度々言うようにした。
ポロンは、「3さいになったら、やめる。おねえさんだから」と言う時もあれば、「ポロンは まだあかちゃんなの。だからちゅっちゅするの」と言う時もあった。


何度か「ちゅっちゅなしで寝てみようよ」と促して、ポロンもその気になって、枕の下に「ちゅっちゅ」をしまい寝れたことはあった。
でも、夜中に目覚めた時、泣き止ませるのには、やっぱり「ちゅっちゅ」が必要だった。
胸のところをとんとんたたいたり、頭をなでなでしたり、抱っこしてみたり、いろいろしてみたけれど、ポロンを寝付かせることは出来なかった。


「ちゅっちゅ」さえすれば、あっという間にまた寝てくれる。
それほど、ポロンにとっては、安心感を与えてくれるもので、
親の私にとっては、すぐに寝てくれる便利なものなのだった。


私は、ポロンのクラスメートのお母さんにも宣言した。
そうやって、決心が鈍らないように自分にもプレッシャーをかけるようにしたのだ。


そして、3歳の誕生日の日にポロンにおしゃぶりを捨ててもらい、さよならするつもりだったのだけど・・・・

その3日前、ポロンの終業式の日の夜、「ちゅっちゅ」が行方不明になってしまったのだ。
いつもは、ふとんに紛れていたり、ベットの間とか下とかに落ちていて、すぐに見つかるのに、この日はどこを探しても見つからなかった。


予備の「ちゅっちゅ」はあったけど、見えない何かが今日から始めるようにと言ってくれているような気がした。


そこで私は決意した。


今日から「ちゅっちゅ」なしで、ポロンには寝てもらおう!




明日に続く。



P3301342.JPG

この間、咲いたと思ったのに、もう散り始めていた。
私が気づいていなくても、植物はどんどん成長していく。
子供の成長も同じかな?



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posted by ミル at 21:13| ニューヨーク ☀| Comment(8) | TrackBack(0) | ポロン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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