2006年01月14日

事故

水曜日は、ポロンが幼稚園で、私はその時間を利用して、英会話でした。
レッスンが終わって、ポロンのお迎えまでにほんの少し時間があったので、本屋さんに行ってみようと思い、フィフスアヴェニューの歩道を急いで歩いていました。

プップー!!

と、けたたましいクラクションの音に、ふと車道を見ると、

車に人がぶつかっていました。




車の衝突実験で、車を人形にぶつけるのがありますよね。

そんな感じでした。


歩行者の信号を見ると、赤の点滅でした。

この国の信号は、青→赤の点滅→赤と変わります。

赤の点滅で急いで渡っていた時に、スピードを出したまま無理やり曲がろうとした車に轢かれてしまったのではないかと思います。




想像もしなかったことに、私は足がすくんで動けなくなりました。

私の近くにいたおばさまが、轢かれてしまった人に駆け寄っていきました。

他の人も、次々と集まっていき、車が来ないように交通整理をしている男性もいました。

救急車を呼んでくれているのか、電話をかけている人もいました。




通りすがりの人に「何があったの?」

と、聞かれたけれど、声が出ませんでいた。

その時、初めて気がついたのですが、私は震えていました。

歯もガチガチしていました。


ポロンがあんな目にあったらどうしよう

なんて考えてしまい、震えが止まりませんでした。




はっとして、時計を見るとポロンをお迎えに行く時間だったので、私はその場を去りました。

パトカーとすれ違いました。



マンハッタンの車の運転はすごく荒いんです。
ここに、住み始めてすぐにそう思いました。

歩道が青信号なのに、突っ込んできたり、すごいスピードでカーブを曲がってくる車もいます。

歩行者も、車が来なければ、信号が赤でも渡ってしまいます。
ストリートとストリートの間は、だいたい80〜100m位なのですが、普通に歩いていると、次の信号が必ず赤なんです。
その度に信号待ちをしていては、なかなか目的地に着かないんです。

私も初めは、赤で渡るなんて恐いと思っていたのですが、最近では赤でも渡るようになっていました。
渡ろうとして、車が来ているのが分かり、はっとしたことも何度もあります。


私の住んでいるビルの近くでも、私が住み始めてから5ヶ月の間に3回も事故がありました。
車は危ないとは思っていたけれど、危機感がまだまだ足りなかったと思いました。



いろいろ考えているうちに、年末からの日本に帰りたい気持ちがどんどん大きくなって、ポロンと2人で日本に帰ろうかとまで、思い詰めてしまいました。



夜、ポロンを寝かしつけているとボブが、帰ってきました。


今日の出来事と、私の気持ちを話しました。


ボブは、じっくりと話を聞いてくれ、

「どこに暮らしていたとしても車が走っているんだから、どこもみんな危ないよ」

と言われました。

確かに日本でも交通事故は後をたたないし、日本で私の住んでいた所は、歩道で自転車に轢かれそうになることも度々ありました。


そういうことを話しているうちに、私が日本に帰りたいと思うのは、生活に慣れてそういうことを考える余裕ができてきたからじゃないかと思い当たりました。

秋から年末にかけては、ポロンや私の防寒具やクリスマスパーティーに着ていく服を買いにいったり、英会話もまだ慣れていなかったから宿題も大変だったし、いろいろ慌しくて、日本に帰りたいとか考える余裕がありませんでした。

生活に慣れて、心の余裕ができたんだと分かると、なんだかほっとしました。

ボブと久しぶりにいろいろ話せて、心もすっきりしました。

時計を見ると、2時間もボブと話していました。

そして、横断歩道を渡る時に気をつけることを、決めてました。

@赤信号では渡らない。
A赤の点滅でも渡らない。
B青でも、左右と曲がってくる車がいないかよく確認する。

ポロンの体力をつけるために、徒歩で通園しようと思っていたのですが、これはやめて今まで通り、バスで通うことにしました。


一夜明けて昨日は、とてもいい天気でしかも暖かでした。

ポロンは幼稚園のない日だったので、一緒に公園やスーパーに行こうと思ったのですが、さて出かけようとすると、不安な気持ちになって、出かけられませんでした。
無理して出かけるのはやめて、家にいることにしました。

事故の光景が瞼から離れず、ふとした瞬間に、胸が苦しくなったり、不安な気持ちになったり、涙がでてきたりしました。

昨日は、ポロンを寝かしつけているうちに一緒に寝てしまいました。
途中で起きたのですが、私は眠れているから大丈夫だと思いました。


今朝は、ぐっすり眠ったはずなのに、なにか胸につかえている感じです。
幼稚園に行くため、ポロンと一緒に家を出たものの、ポロンのお弁当などが入っているリュックを忘れていることに気付いて、慌てて戻りました。

バスに乗ると混んでいて座れませんでした。
しばらくすると、いつものように親切な方が、席を譲ってくださいました。
そして、ポロンの隣に座っていたおばさまが、ポロンに話し掛けてくださいました。

人のやさしさが身にしみて、涙がつーと出てきてしまいました。

まだ、事故を目撃したショックからは、立ち直れていないようです。


私は、ブログにおもしろかったこと楽しかったことを、たくさん書きたいと思っています。

でも、今の私は、誰かのブログを読ませていただき、一時的に楽しい気分ちになってコメントをすることは出来るのですが、自分のブログで楽しい気持ちでひとつの記事を書くのは、難しいようです。

しばらくは、のんびり更新することになるかもしれません。

もしくは、写真がメインで文章を少なくするかもしれません。



事故にあわれた方が、元気に回復されることを切に切に願っています。



ごめんなさいもうやだ〜(悲しい顔)
パソコンの調子が悪く、exblogとライヴドアのブログを見ることが出来ません。
とても残念です。
パソコンが直ったら、すぐさま遊びに行きますね。



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posted by ミル at 01:44| ニューヨーク ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | マンハッタンな日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
交通事故をすぐ近くで見るなんて、それは
とてもショックな体験でしたね。

テレビや映画では沢山見ているはずのシーンが、
実際に目の当たりにすると、本当に震えてしまうと
いうのはよくわかります。

そして、ミルさんがその後に「ポロンちゃんが同じ目
にあったらどうしようと」と思ったり、「日本に帰り
たいと」と思ったりするのは、ごく自然な事だと
思います。

ボブさんが言うように、「どこでも事故が起こる」
というのは、悲しいけれど本当です。

最近の日本では、子供たちの列に車が突っ込んだり、
そればかりか、子供を狙った犯罪が多くて、決して
安全な国とは言えなくなってしまいました。

私も子供をどうやって守っていいのかと考えると
暗い気持ちになってしまう事が多いです。

ミルさんも、しばらくすれば段々落ち着いてくると
思いますので、それまでは無理に外出なんてしないで
ウチで暖かくして、ゆっくり過ごしてくださいね。

ミルさんのブログがゆっくりの更新でも、楽しみに
しています! ここにファンが約一名、静かに、
辛抱強く待っていますからね(^_-)

Posted by かめきち at 2006年01月14日 02:26
事故というのは当事者はもちろんですが、目撃者にとっても非常につらいものですよね。
子供のいる方は余計にショックなのも当然のことでしょう。

でも私はショックに感じていることをあえて褒めたいと思います。

ミルさん。あなたは人として、親として当然の心を持っているのですよ。
その心を忘れない限り、きっとミルさんは大丈夫だと思いますよ。

今は無理をせずにゆっくり時間をかけて落ち着いていけばいいと思います。

私達でよろしければ、また書き込みさせていただきます
何かあれば遠慮なくどうぞ!




















Posted by Fujiyama夫妻(だんな) at 2006年01月14日 20:30
大変だったね。
事故にあわれた方はほんとうに気の毒だけど、
やはりその方の不注意(赤点滅でわたる)もあったのだと
思います。
そしてその理由は急いでいたりとか、いつもわたっているから大丈夫と思う過信等々。
出かけるときは、極力時間に余裕を持ちたいものですね。
あせっていると、注意力もなくなりますから・・・。
私も気をつけようと気を引き締めましたよ!
今はゆったりのんびりしてくださいね。

今日の東京はとってもいいお天気。
(昨日は大雨で雷もなっていたの)
山盛りお洗濯をしましたー!
2日間おうちにひきこもり中のnahoでした。

Posted by naho at 2006年01月15日 13:27
ミルさん、大丈夫ですか??とても心配です。
本当にNYは車が多いしスピードは速くて恐いですよね。私もいつもストローラーを押しながらひやひやしています。
しばらくはゆっくり過ごして無理なさらないようにお過ごし下さい。心の中が少しでも和らぐ事を祈っています。
更新もゆっくり再開してください。ゆっくりのんびりでいいですよ〜!!
Posted by mayuliberty at 2006年01月15日 18:55
初めまして !!  こんにちは(*^ー^)ノ
日本ブログ大賞から、ミルさんのブログへ来ました。
学生の頃、NYに憧れていました<(^▽^*)>
慣れない海外生活ですが、頑張って下さいね(^ー^*)ゞ
この日記の内容・・・とても素直に自分と向き合っているミルさん。
そして優しいボブさん。素敵な家族ですね★
とても感激したので、ブログ大賞投票させていただきましたぁ♪
時々お邪魔させて下さいね〜(*^ー^*)
Posted by 歩香 at 2006年01月17日 22:44
☆かめきちさま
☆Fujiyama夫妻さま
☆nahoちゃん
☆mayulibertyさま
☆歩香さま

みなさま、私のことを心配してくださり、また、温かい励ましの言葉をいただきまして、本当にありがとうございました。
みなさまのコメントを読ませていただき、涙が止まりませんでした。
おかげ様で元気になりました。
折角始めたブログなので、これからも続けていこうと思います。
これからも、どうぞよろしくお願いします。



Posted by ミル at 2006年01月18日 14:17
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